院長がやっと奨学金を完済。感慨深いです。

去年の10月に奨学金完済のお知らせが届きました。

利子がつかない奨学金だったのでゆっくりと返していたようですが46歳で無事完済。

『返還完了証』というものが届くのですね。初めて見ました。

院長が北海道大学歯学部の同期や現役生と交流を持つ機会があってちょっとびっくりしてしまうのは、お金持ちが多いんだなってことです。

学生なのに立派な車を持っていたり、奨学金の必要性が微塵もない環境の方々、とにかく恵まれた経済状態の上で大学に進学した様子が垣間見えます。国立大学でもです。

そんな中、院長はがんばったね、よくやれたもんだねって、返還完了証を見ながら私と院長とでしみじみ話していました。

人生は年を重ねて振り返るほど新しい景色が見える古典名著のような味わい深いものですね。

何度でも読み返して新しい発見があるのは読書の醍醐味。

人生も若い時には気が付かないことが山ほどあるから、新しい発見や知ることの価値を最大限に楽しめるのなら、年を取るのも悪くないなと思います。

ところで、今年も私が大好きな魚譜画家『長嶋祐成』さんの年賀状が届きました。

かっこいい魚の絵!めちゃくちゃうれしいです。たまに東京で作品展が開かれるのでいつか行ってみたい。子供たちが独り立ちしてくれた後かな。

そして最近読んで考えさせられた本のご紹介。

安楽死が合法の国で起こっていること【電子書籍】[ 児玉真美 ]
価格:935円 (2024/1/19時点)

安楽死が多くの国や地域で合法化する昨今、その背景や現状を知ることができる一冊。

安楽死というものが想像していたよりもずっと身近なものになってるんだなぁと考え方を一新できました。

例えば2016年から安楽死が合法化となったカナダでは、4万人を超える安楽死がすでに行われており、2021年の段階でカナダ全体の死者数の3.3%になるまで増加しているそうです。

いつの間にこんなことになっていたんでしょう。びっくりです。

安楽死はガン等での終末期医療における緩和ケアの一端に位置づけられていたのに、最近は安楽死の適用要件が徐々に緩和されているようで、倫理的に大きな問題となってきているようです。

そのうちに安楽死が、社会で価値や居場所を失ったかのように見える人たちの暗黙の義務であるような圧力が生まれる雰囲気にならないか、ちょっと心配してしまいます。

読み応えのある本でした。おすすめです。