坂口安吾を読みながら逃避の極意を学ぶ

久しぶりに坂口安吾の『堕落論』をまた読みたくなりました。

本屋さんに買いに行ったら、とても「萌え~」な表紙になっていました。

なんじゃこりゃ?

 

これは人気アニメ『文豪ストレイドッグス』のキャラクターなんだそうです。

『文豪ストレイドッグス』(ぶんごうストレイドッグス)は、原作:朝霧カフカ・作画:春河35による日本の漫画作品。『ヤングエース』(角川書店→KADOKAWA)の2013年1月号より連載中。太宰治、中原中也、芥川龍之介、中島敦、江戸川乱歩といった文豪がキャラクター化され、それぞれの文豪にちなむ作品の名を冠した異能力を用いて戦うアクション漫画である。公式略称は「文スト」。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

ネットフリックスでアニメ作品が観れるので、あとで鑑賞しようと思います。

坂口安吾ってこんなキャラじゃないような気がするんだけど・・・。

 

まぁ、表紙のことはどうでもいいとして、坂口安吾の本は大学生の時に読んで私の心にグサッと来たとても思い出深い本なのです。

ついでに太宰治の『人間失格』も読もうと思います。

太宰治は高校生の時によく読んでました。

 

この一文を読んだときの青春の思い出、忘れられませんよ。

人間、失格。

もはや、自分は、完全に、人間で無くなりました。

 

最近、若い頃に読んだ本の読み返しにハマっている気がします。

若い時に感じたものとは全く違ったものを、同じ作品から受け取ることの驚きと感動。

年を取るということは、こんな喜びを見つけることもあるんだなぁって、しみじみ実感しております。

 

おまけで本屋で購入したのが山口路子(著)『逃避の名言集』だいわ文庫。

 

特に深刻な事情があるわけではないけれど、私にはどうしても精神的な休養が必要なの。

フランス作家 フランソワーズ・サガン

 

この言葉の「休養」を「逃避」と置き換えて本の表紙に書いてあります。

「精神的な逃避」を切実に望んでいるあらゆる立場の人に、なんらかのエナジーを贈るための名言をまとめた本だそうです。

 

そうそう、私も逃避のタイミングをいつでも見つけようと頑張ってますよ。

焚火で最大の逃避をしようとしたのに、時間が見つけられない。

だから、この本で気持ちを落ち着かせます。

 

だって読書の秋だからね。

読書の秋なんだから、本ばっかり読んでもいいよね💦

戦後の無頼派は、ロックンロールだぜぇ!